概要

ごあいさつ

組合員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

平素は、JAレーク伊吹の事業運営に対しまして、格別のご理解、ご協力を賜り心より厚く御礼申し上げます。

国際情勢の不安定化が顕著となる中、食料や資源価格の高騰等により、世界的な物価の高止まりが懸念されるなど、依然として不透明な状況が続いています。

農業をとりまく情勢は、農家組合員の高齢化や後継者不足など農業生産基盤の脆弱化が進んでいる中、担い手経営体や多様な農業者に対する支援が求められます。農業生産においても円安や原油高に伴う運賃の高騰等による肥料や生産資材価格並びに燃油・電力価格の高止まりは、農家組合員の営農活動に大きな影響を与えています。

こうした中、JAレーク伊吹では米のマーケットインによる複数年契約や作付提案による契約栽培を推進し、事前契約買取販売方式を実践しています。需要に応じた農産物づくりと水田フル活用の推進による農産物の生産振興、トータルコスト低減の取組みにより、農家組合員の所得増大と農業生産の更なる拡大を図ってまいります。

さらには、総合事業の機能を発揮することにより、地域の農業やくらしを守り、豊かでくらしやすい地域共生社会の実現を目指します。

経営面では、令和5年度決算は事業総利益13億93百万円、事業利益63百万円を計上することができました。

本年度は、第8次中期経営計画の最終年度であります。農業、JAを取り巻く環境は厳しい状況が続くと思われますが、「持続可能な農業・地域共生の未来づくり」を基本方針に、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として、組合員、地域から信頼される協同組合を目指して、全役職員一丸となり取組んでまいります。

今後とも、より一層のご支援、ご協力を賜りますようにお願い申し上げましてご挨拶といたします。

令和6年6月22日

  • 経営管理委員会 会長 中尾一則
  • 代表理事理事長 谷口由行

JAレーク伊吹の概要

JAレーク伊吹は、滋賀県の東北部に位置し、米原市と旧長浜市を管内としています。東には標高1,377mで県内最高峰の伊吹山、その南には霊仙山がそびえ、それを源とする姉川・天の川が琵琶湖に注ぎ、自然豊かです。また、伊吹山には薬草や高山植物のお花畑が広がり、三島池のマガモ、天の川などの特別天然記念物ホタルなど、貴重な動植物の宝庫でもあります。東海道と北陸路の分岐点として発展した米原は、伊吹もぐさで有名な柏原宿、ヤマトタケルの伝説が残る名水に梅花藻が踊る醒井宿など、今も当時の面影を残し旅人を迎えている歴史ある地域です。太閤秀吉が初めて城持ち大名となって開いた城下町、長浜は、現在でもその町並みを活かしてレトロな雰囲気に出会えます。ユネスコ無形文化遺産に登録された「長浜曳山祭」は町中を山車が巡行する姿を見ているだけでも、その美しさや迫力に心を打たれます。また山車の上で演じられる「子ども歌舞伎」は多くの人々を魅了します。

このように豊かな自然の中で水稲を中心に農業が営まれ、特産品としては、ひらたねなし柿や金太郎まくわ、赤丸かぶ、小菊などがあります。

設立 平成10年4月
沿革 滋賀伊吹農業協同組合、米原町農業協同組合、滋賀近江町農業協同組合、長浜市農業協同組合、神照農業協同組合が合併しレーク伊吹農業協同組合へ。
本店所在地 住所 〒521-0062 滋賀県米原市宇賀野280番地1
Tel 0749-52-6520(代表)
Fax 0749-52-6534(代表)
e-mail お問い合わせフォームへ
代表者 代表理事理事長 谷口 由行
出資金 18億30百万円
事業量 貯金 1,432億5百万円
貸出金 191億66百万円
長期共済保有高 2,638億7百万円
購買品取扱高 8億48百万円
販売品取扱高 11億77百万円
単体自己資本比率 24.25%
組合員数 12,135人
役員数 26人
職員数 176人
店舗・事業所 一覧表はこちらをご覧ください

(令和6年3月末現在)

経営理念

 組合員とともに農業・地域の未来を拓き、食と農を基軸として地域に根ざした協同組合の役割を発揮し、総合事業の展開により、心豊かに暮らせる地域づくりに貢献し、必要とされるJAを目指します。

「持続可能な農業・地域共生の未来づくり」を基本方針としての基本目標

  • 農家組合員の所得増大と農業生産の拡大を目指す「持続可能な食料・農業基盤の確立」
     農家組合員の所得増大と農業生産の拡大に向けて、多様な農業者のニーズに応じた伴走支援と大規模担い手経営体への対応強化、行政・関係機関が一体となった「みどりの食料システム戦略」を踏まえた環境保全型農業の推進に取組むとともに、生産から販売までのトータルコスト低減に取組みます。また、引き続き実需者へ確実な有利販売ができる米の事前契約買取販売方式を実践し、あらゆる農産物との組み合わせによる水田フル活用を推進します。
  • 地域の活性化を目指す「持続可能な地域・くらし・組合員組織基盤の確立」
     組合員の意思反映・JA運営への参画を促進し、総合事業を通じたサービスの提供やJAドック健診による組合員の健康増進、JAくらしの活動により協同の力で豊かでくらしやすい地域共生社会の実現を目指します。また、地域社会を構成する一員として、組織・事業・経営の革新をはかり、社会的役割を誠実に果たすためSDGsの達成に向けて取組んでいきます。
  • 不断の自己改革の実践を支える経営基盤の強化
     不断の自己改革の実践を支える経営基盤の強化に向けて、アクティブ・メンバーシップ強化や機能別店舗の導入、徹底したJA間事業連携や営農・経済事業の成長・効率化プログラムの取組みを通じて組合員と地域の期待に応えるJAとして、将来にわたり安定した事業運営を可能とする経営基盤の強化を目指します。

経営管理体制

 当JAは農業者により組織された協同組合であり、組合員の意思を広範に反映するとともに、業務執行を機動的に行うために、経営管理委員会を設置し、経営管理委員会が任命する理事が常勤して日常の業務に専念する体制をとっています。

 経営管理委員は、組合の業務執行にかかる基本的事項や重要事項を定めるほか、理事の業務執行の監督を行っています。また、信用事業について常勤理事のなかで専任担当を置くとともに、農業協同組合法第30条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。

ディスクロージャー

  • ディスクロージャー2022
  • ディスクロージャー2023
  • ディスクロージャー2024

JAレーク伊吹キャラクター「みのりちゃん」について

みのりちゃん

みのりちゃん お米がみのることからみのりちゃんと名付けられました。
生年月日 2008年4月1日
性別 不詳
性格 温厚・のんびり屋さん・子どもには特に優しい
特技 何も言わないが、お米についてすごく詳しいらしい
好きな食べ物 地元の農家さんが育てたお米や野菜など
みのりちゃんは… 人と触れ合うことが大好きで、子どもには特に優しいみのりちゃんです。“ごはん大好き!お米が一番”みんなでごはんを食べようとPRしています。みのりちゃんを見かけたら、手を振ってあげてください。